2019年3月3日(日)午前10時より、中外製薬名古屋支店8階会議室にて、名古屋市腎友会主催、愛腎協名古屋本部共催、名古屋市後援で「第13回市民公開講座」を開催しました。参加者は、約30名でした。
来賓には、名古屋市健康福祉局高齢福祉部主幹 土方伸司様にお越し頂きました。
来賓挨拶の内容は
「平成12年度からスタートした介護保険制度市町村単位で3年単位で事業計画を作成し様々な計画をしている。
平成30年度から3年間の第7期をスタートし、その計画の中の大きい方向性は、地域包括ケアシステムの推進となっている。
地域包括ケアシステムの構築のポイントは、医療と介護の連携を取り組みたい。特別養護老人ホームをはじめとした、介護保険のサービスの基盤の整備が重要となってくる。医療対応型特別養護老人施設(特養)は名古屋市が独自で整備を始めたもので、透析をはじめとして、点滴の管理が必要な方達のニーズに答えようと、したもので、平成29年4月に熱田区に1か所目がスタート、2カ所目は今年の4月に守山区に、3か所目は西区で計画しているので、透析患者の方の入所も少しずつ増える状況となっている。
親族の方が、介護が必要になったときは区役所等に相談してほしい。」
と、とても役に立つ情報を提供していただきました。
第11回、第12回、第13回と「介護保険制度の勉強」が中心でしたが、今回は、講師に石田修先生(医療法人 生寿会 かなわ病院 院長 透析センター長 糖尿病センター長)を迎え、タイトルが「透析医療と在宅医療・介護連携への方向性」とし、地域包括ケアシステムは、医療と介護の連携が重要である等のことをとても解り易く説明していただきました。
挨拶する土方伸司様
挨拶をする今井会長
講演を行う石田先生
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